やりたいことに賞味期限はあるか 〜千葉の富津で思うこと〜

千葉の富津は私たち家族のお気に入りの遊び場です。
海岸沿いに素敵なお店や別荘が立ち並んでいて散歩するだけでも楽しいです。
私たちは海や海岸で水遊びをすることはあまりなく、富津の両親の家から子供達と一緒にジョギングをしたり素敵なカフェで休憩したりします。
昨日はこだわりの強いコーヒー屋さんに行きました。
「香豆珈琲 kou’s coffee」さんです。
google map をガン見しながらやっと到着するような隠れ家的カフェです。
娘は、ピンクレモンスカッシュ(ハイビスカスとレモンの自家製炭酸飲料)で私は珈琲ゼリーをいただきました。
お店の雰囲気も素敵でとても落ち着きます。
カフェのオーナーさんはとても親切で、このカフェに情熱を注いでいます。
今まで3回ほど来ましたが、毎回お客さんと珈琲について熱く語っています。
娘ととても穏やかで素敵な時間が過ごせました。
うちの娘とこんなふうにゆっくりお茶できるのもあとわずかなのかもしれません。それなのに、この時間を永遠に続くように錯覚してしまっています。
やりたいことの賞味期限を意識しよう

うちの母は、いつも無茶な旅行プランを立てて、私と妹を誘ってきます。

認知症の父を連れて行こうとしたり、まだ小さい子供達を長時間のバスツアーで連れ回そうとします。

私達と小さい頃あちこちへ旅行した楽しさが忘れられないのでしょう。

私たちは何かがゆっくり終わりに近づいていることを見ないふりをして、それが永遠に続くかのように思っています。

私の妹は子供達に毎日図書館で借りてきた絵本を読んであげていました。

現在中学1年生と小学4年生になった子供達は、最近突然妹に

ママ、もう絵本読まなくていいよ。

と言ったそうです。

毎週図書館に通って子供達のために絵本や本を借りてきていた妹は

突然言われたことにショックを受けました。

子供達は本を読んでもらうのではなく、自分で読むようになってしまったのです。

妹はほろ苦い気持ちで複雑だと電話で話してくれました。

私は妹に言いました。

「子供達が絵本を読まなくなったからって、悲しむことはないよ。二人とも成長して妹の愛情をたっぷり受けてもう十分だと感じた証拠だから。」

「でも、私が読んであげるのが好きだったのに。もう必要とされていないみたいで寂しいよ。」

「気持ちはわかる。私は子供の頃、家族で一緒に色々なことをしたのを覚えてるよ。それが今でも大切な思い出だよ。」

「そうだったね。私も家族と一緒に過ごした時間が幸せだったな。」

妹は笑顔になりました。

私も妹と話していて、自分の子供時代を思い出しました。

私も娘も母も、同じように親子の絆を大切にしています。

やりたいことには賞味期限があるかもしれませんが、愛する人との関係には賞味期限はありません

それは永遠に続くものです。

皆さんはいかがですか?

それではenjoy your life♪

 

 

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