繊細さんが「自分のまま」で生きる本(武田さん著書)を拝読しました。
今まで苦労して生きてきた自分にとても沁みる内容です。
かくいう私は大学生までは、とても自分らしく伸び伸び生きてきました。
大学卒業後、東京に出てからは田舎でいた感情を一切捨てました。
生きにくいからです。
それからは、社会と戦うために鎧を着て盾を持ち剣を振りかざして生きてきました。
文字通り生き抜いてきた感覚です。
本来の自分のままだと社会的に浮いてしまうので、いつの日にか感性を封印し自分を押し殺して生きてきたのです。
それが習慣化し本当の自分がわからなくなってしまいました。
時々湧き上がる自分の本音に対して
「自分がこんなことを思っているなんで、この感情がおかしいんじゃないか。」
と、封印するのです。
そのうち私の心がコンクリートのように冷たく固く窮屈になってしまいました。
心が萎縮し生きてる感覚がなくなるんですよね。
暗い部屋で一人で閉じこもりたい気分です。
現実は、毎日の社会生活を過ごさないといけないので、気分がするだけで実行できてはいません。
この本を読むと私の気持ちをわかってくれる人がこの世の中にいると知り、とても嬉しかったです。
そして、生き抜くために頑張ってきた自分にありがとうと感謝して、ぼちぼち気を抜いて生きていこうと自分を励ましていこうと思いました。
その本と出会えて私の力んだ肩の力が抜けました。
自分のちょっとした気持ちも打ち消さずに、まずは一度
「そうだよね。」と受け止めることで
「こうすべき」と鎧の中でいた自分の本音が聞こえるようになります。
自分の消え入りそうな声を聞き逃してはいけませんね。
環境に適応するために、
・しっかりしないと
・一人で頑張らないと
・能力を身につけて自分の価値を表現しないと
と、自分のことを縛り付けていました。
これからは自分に問いかけます。
「本当は自分はどうしたい?」
迷子になった自分の本当の気持ちを少しづつでもいいから、取り戻していきたいです。
そして、本来の自分のままで社会や人と関われる自分になっていきたいです。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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